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詩編 137

Colloquial Japanese Bible Kougo-Yaku (1954-55)

詩編 137


われらはバビロンの川のほとりにすわり、シオンを思い出して涙を流した。 
われらはその中のやなぎにわれらの琴をかけた。 
われらをとりこにした者が、われらに歌を求めたからである。われらを苦しめる者が楽しみにしようと、「われらにシオンの歌を一つうたえ」と言った。 
われらは外国にあって、どうして主の歌をうたえようか。 
エルサレムよ、もしわたしがあなたを忘れるならば、わが右の手を衰えさせてください。 
もしわたしがあなたを思い出さないならば、もしわたしがエルサレムをわが最高の喜びとしないならば、わが舌をあごにつかせてください。 
主よ、エドムの人々がエルサレムの日に、「これを破壊せよ、これを破壊せよ、その基までも破壊せよ」と言ったことを覚えてください。 
破壊者であるバビロンの娘よ、あなたがわれらにしたことを、あなたに仕返しする人はさいわいである。あなたのみどりごを取って岩になげうつ者はさいわいである。 
あなたのみどりごを取って岩になげうつ者はさいわいである。

Colloquial Japanese Bible Kougo-Yaku (1954-55) : 詩編 137